建元9日、烈明帝が崩御すると橘川帝が即位した。しかし橘川帝は酒池肉林の限りを尽くした。やがて、橘川帝は多くの貴族らに見放され孝永帝を即位させる運動が勃発する。

建元10日、孝永帝が反橘川勢力に呼応し挙兵する。孝永帝は橘川帝に見つかる前に多くの人々を味方につけ香安宮を包囲した。数で劣る橘川帝は応戦するも平らな立地の香安宮では籠城もむなしく鳳楼門が突破されたため橘川帝は女装し逃亡した。しかし橘川帝の姿などを橘川帝軍の捕虜が暴露したことで橘川帝の追討命令が出される。橘川帝は中松地方で身を隠すも発見され戦いが勃発。橘川帝軍は壊滅し橘川帝は敗走するが孝永帝の矢によって射られ討ち死にした。

橘川帝が殺害されたという記述が楼蘭史記にしか記されていないことなどから架空の戦いであるという考察もある。