当時(建元期)はクレセント連邦と北アメリカの諸国及びその他の国が冷戦状態となっていた。これに対し烈明帝は国民らが反クレセント派であふれかえっていたことを機に反クレセント連合に参加した。こうして楼蘭帝国は裏で反クレセント国として動いていた。だが建元7日(2022年2月2日)に烈明帝は三創同盟にクレセントが加入したことを機に隣国オスマン帝国や埼玉との関係悪化を恐れ反クレセント連合を脱退し親クレセント国へと楼蘭帝国を変えようとした。しかし国民らはこの動きに反発。こうして烈明帝ら親クレセント派と多くの国民ら反クレセント派で対立することとなった。

建元8日、突如として民衆が押し寄せ醍醐門へと押し入りを開始。烈明帝は急いで軍を率いて醍醐門へ推し押せる民衆らを弓で射る。民衆軍は射撃を受けたことで撤退、烈明帝軍は弓を射続けるが民衆軍が一向に顔を出してこなかったことにより逃げたと思い醍醐門をくぐり追撃を行おうとした。だがその時醍醐門の橋が破壊されたことで烈明帝軍は堀へと落ちた。これに対し民衆軍は堀に落ちた敵を弓で射殺すと今度は動揺する烈明帝軍へと矢を放った。すかさず烈明帝軍は盾で防御。こうして戦いは膠着状態となり両軍のにらみ合いが続いた。しびれを切らした烈明帝軍は醍醐門の上に上り民衆軍を弓矢で攻撃する。民衆軍は予想外の位置からの攻撃に損壊を受けるもすぐに馬にまたがり堀を飛び越え防御が薄くなった地上の烈明帝軍へ攻撃を開始する。この攻撃を受けた烈明帝軍は壊滅的被害を被り撤退する。

この戦いにより民衆軍は力をつけ香安京を占領し、烈明帝は都から敗走する。この戦いにより反クレセント勢が香安京を占領した。だが都の奪還をもくろむ烈明帝が再び都へ侵攻したことにより七条峠の戦いが始まることとなる。

・楼蘭史記